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2024-03

連盟の総会にて - 2010.11.15 Mon

先週10日(水)-12日(金)、静岡の天城山荘にて私たちが所属する日本バプテスト連盟の総会が行われました。
2泊3日で10時間を超える議事が行われる総会です。
議事の長さには正直つらくもなりますが、参加して嬉しいこともたくさんあります。
懐かしい仲間たちと再会できること、またもう一度気持ちが燃やされることです。
今回はそんな総会の中で、とても元気づけられたひとコマをご紹介します。

毎年、議事の最初は一年間で教会組織(教会が生まれる経緯の中で、一つの教会が新しい教会を作るために伝道所と呼ばれる段階があります。母親教会の支援をもらい、自分たちで自立した教会となるまでの過程ですが、「もう自立して大丈夫」と判断して伝道所が教会に成長することを教会組織と言います)をした教会を、正式に連盟加盟を承認するための議事です。
今年は長崎の多良見教会、高松の高松太田教会、長野の松本福音村教会の3教会から加盟申請がありました。

多良見教会はこのブログでも以前紹介しましたが、30年をかけて教会組織をした教会です。
多良見の牧師が「加盟承認をよろしくお願いします」と議場に訴えながら、嬉しさのあまりに泣いていました。
苦労があったからでしょうが、同時に、自分たちをここまで導き成長させてくださったイエスさまへの感謝の涙でした。
一緒に来られていた教会の方々も同様に泣いておられる姿に私たちの信仰の原点である「こんな私をもイエスさまは愛して、今も共にいてくださる」という喜びを感じました。

高松太田教会は今回初めて知った教会でしたが、母教会である高松常盤町教会は教会ができてこれまで、常に伝道所を持ち続けた教会なのだそうです。
伝道所を持つことは並大抵の苦労ではありません。
金銭的にも人員的にも支援を必要としますし、課題を一緒に共有しなければなりません。
けれど、母教会はその苦労をいとわず、常にイエスさまを宣べ伝える使命に燃え続けたし、伝道所である高松太田教会も自立を目指して努力し続けてきたのでしょう。
使命に生きる教会と伝道所の熱い思いに、私も励まされた気がしました。

松本福音村教会は日本に仕事で来ている韓国の方々が、インターネット礼拝ではなく、母国語で、教会に集まって礼拝を守りたいという熱意からできた教会だそうです。
集まりが増え始めたので、韓国から自分たちの牧師を招き、牧師と一緒になって4階建のビルを得、自分たちの手でリフォームし、教会を作ったそうです。
彼らのその力強さの大元にイエスさまへの愛と、信仰こそがすべての困難を乗り越える力だ、という証を見ました。
韓国人の先生が抱負を語った時に語った、「まだまだイエスさまのことを伝えていきたい」と言葉と表情が印象的でした。
たどたどしい日本語だけれど、その言葉には希望と自信が満ちていました。
それは自分たちへの自信(過信)ではなく、イエスさまが必ず祝福して道を拓いてくださるという確信です。

3つの教会の連盟加入を心から歓迎します。
そして私たち久留米キリスト教会も彼らと同じ喜び、熱意、希望を思い起こし、久留米の地にキリストの福音を伝えていきたいと思います。
全てが主イエスのご栄光となりますように。
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福岡県久留米市にある久留米キリスト教会のブログです。
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