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2020-07

政治って誰のためのものなのか - 2011.07.05 Tue

松本龍震災復興担当大臣の「知恵を出さない者は助けない」発言に多方面から憤りの声があがっています。
私も唖然としました。
「ねぇ、あんた、何のための大臣なん?」と思わずにいれません。
彼の発言は、まるで被災した方々に因果があったかのような発言です。
「自分たちのことなのに、何の協力もしない者を助ける義務はない」と語っているかのようです。
でも、改めて考えてみて欲しい。
被災地の方々に何か問題があったから被災したのでしょうか。
違います。
予期せぬ事態に直面し、当座の生活の目途をたてるために必死になっている人々にむけて語る言葉ではありません。
むしろ、被災していない地域に「復興のために今まで以上に手を貸してくれ」とよびかけることが復興の旗振りとして行政責任者になった人間の言葉なのじゃないでしょうか。

また、九州に住む人間としては玄海町の玄海原発再開にも不安を抱きます。
今朝の西日本新聞にも載っていましたが、玄海町の人々が反対の声を上げることができないことは理解できます。
小さい村は原発を持つからこそ、行政からの手厚い援助を受けることができるでしょう。
原発がなくなったら今度は彼らが苦しい立場に追い込まれるでしょう。
中には「孫が九州電力関係の会社に入っている」と語る年配者もあるようです。

同じことは沖縄の辺野古基地建設問題でも起こりました。
建築のための調査のため、魚の収量が減った状況の中、建築のために協力した漁師には一日にかなりの額が日当として支給されたそうです。
出所をたどっていくと、政府に行きつくそうです。

こうやって考えていくと、政治の常とう手段は人の心を引き裂くことにあるように思えてなりません。
政治に協力せざるをえない人々を作りだし、彼らの良心を引き裂きます。

政治は誰のためのものなのでしょう。
人の上に立つとは、人を支配するためのものではないはずです。
選挙の度に政治に対する関心の低さ(特に若者の)が言われますが、同時に政治家の質の悪さもひどいです。

では、私たちはどうできるのか。
他人を批判するだけでいいわけはありません。
私たちにできることは何か。
具体的な手段は模索中なのですが、少なくとも「今本当に助けを必要としている人は誰か、彼らが求めているものは何か、自分たちに対する理解か支援か」を見極めるところから始まるように思うのです。
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Author:久留米キリスト教会
福岡県久留米市にある久留米キリスト教会のブログです。
わたしたちの教会は、日本バプテスト連盟に加盟する、プロテスタント派のキリスト教会です。
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