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2020-08

母の日 - 2011.05.09 Mon

昨日は母の日でした。
みなさんは昨日は母の日を祝い、お母さんに「ありがとう」を伝えましたか?

母の日の起こりは1907年のアメリカ・フィラデルフィアのある教会です。
アンナ・ジャービスという一人の女性が2年前に亡くなった母を偲んで、教会で記念会を行いました。
その時アンナは会堂に白いカーネーションを飾ったそうです。
白いカーネーションの花言葉は「清らかな愛」です。
こうやって考えてみると、母の日は既に亡くなっているとか今生きているといった状況に関係なく、母の「ありがとう」を伝えていいのですね。

昨日の礼拝では出エジプト記20章1、2、12節を選びました。
この場面は出エジプトの指導者モーセに率いられたイスラエルの民がシナイ山のふもとで神さまから10の戒めをいただく場面です。
余談ですが、申命記5章にもこの十戒は描かれていますが、こちらはモーセが神さまからいただいた十戒を民に聞かせる設定です。
出エジプト記の方は神さまが直接、民に語りかけています。
その他の違いもありますが、どうぞ読み比べてみてください(笑)。

出エジプト記20章2節で神さまはこう語ります。
「わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。」
「わたしは…」という言葉には「他ならぬこの私こそが」という強調があります。
「奴隷の家」とありますが、「奴隷」は人ではなく家畜同様に扱われていました。
実際、古代エジプトの歴史をひも解いてみると、奴隷に建造させた町が幾つかあります。
そこでは奴隷は言葉を理解できる家畜として扱われていますから、病気になったり怪我をしたらあっさり見捨てられていたそうです。
「導きだした」とありますが、出エジプトの物語を振り返ってみると神さまはイスラエルの民の痛みを聞き、自ら下っていき救い出す(3章)と決断し、事実、エジプトから民を解放した後も昼は雲の柱、夜は火の柱で道を示し、葦の海では追いかけてきたエジプト軍を完膚なきまでにたたき、食糧や水を求めて不平不満を口にするイスラエルの民にはその都度、必要なものを与えている。
つまり、「導きだした」とは「他ならぬ神さまが自ら民の手をとり、救いだし、守り続け、シナイ山まで導き続けた」という意味があるのです。
十戒の前文は神さまの恵みの確認がまずなされます。
その上で、戒めが続く。
けれど、恵みの確認がなされた後の戒めは、もはや「~なければならない」という厳しい命令の響きではなく、「あなたを救いだした私が言う。あなたはもはや・・・するだろう」という信頼に基づく呼び掛け、これからを期待される未来への促しなのです。
そんな戒めの1つとして「父母を敬え」と神さまは私たちに促されるのです。

昨日は礼拝の中で、星野冨広さんの「なずな」という詩を紹介しました。
「神様がたった一度だけ この腕を動かして下さるとしたら 母の肩をたたかせてもらおう
風に揺れる ぺんぺん草の実を見ていたら そんな日が 本当に来るような気がした」
大事故で脊髄損傷、首から下が動かなくなって9年目の作品です。
皆さん、想像してみてください。
あなたが9年もベットに寝たきり、何も自分ではできない。
そんな中、たった一度だけ手がかつてのように自由に動くとしたら何をしたいでしょうか。
自分のことをあれこれ…と考えないでしょうか。
けれど、星野さんは「母の肩をたたかせてもらおう」と語りました。
その言葉にはいっぱいの「ありがとう」が詰まっています。
自分を見捨てず、何の見返りも求めず、いつも傍にいて寄り添ってくれるそんな母に「ありがとう」を伝えたいのです。

母の日は終わりました。
でも、まだ「ありがとう」を伝えることはできます。
既に亡くなっていても大丈夫。
アンナ・ジャービスは亡くなった母を覚える記念会でカーネーションを飾りました。
今年、あなたもお母さんに、またお父さんに「ありがとう」を伝えてみませんか。
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Author:久留米キリスト教会
福岡県久留米市にある久留米キリスト教会のブログです。
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