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2011-04

生きている理由を・・・ - 2011.04.02 Sat

新年度に入りました。
例年であれば、新しい年度への期待や意気込みでいっぱいですが、今年は3月11日の東北地方太平洋沖地震の被害のすさまじさに、心を痛めながらの新年度スタートとなりました。

私の義父は群馬に住んでいます。
義父もバプテストのクリスチャンで、北関東の教会の集まりが支援物資を送るように早々と支援体制を整えたのですが、彼は車を運転して物資を現地に届けています。
既に4回現地入りしたそうです。
先日、電話がかかってきて、その様子を聞かせてくれました。

東北自動車道を北上すると、高速道路の右手、海岸から4~5キロの地域は津波によって家が土台ごと持っていかれて何もない、ただ瓦礫だけの広い土地なのだそうです。
一方で左手を見ると、そこには家々が立ち並んでいる。
右手もつい先日までは命が息づいていたと思うと、涙が出てくるのだそうです。

また、被災地に物資を運んだ時です。
現地の方々は必死に元気を出しているそうです。
だって、カラ元気でもいいから、元気を出さないと生きていけないから。
悲しそうな顔をすると逆に励まされるそうです。
被災地では荷物をおろしてそれでバイバイとはならず、しばらく話をしていく。
帰り際、「また来るからね。」と明るく別れるのだそうですが、車のミラーで彼らの顔を見ると、ふと素の表情に戻る。
その一瞬見える、肩を落とし、疲れきった表情に心が痛いそうです。
そのたびに「イエスさまの語った『寄り添う』ってどういうことなのか」と自問するのだそうです。

義父は言います。
「被災していない人たちが彼らに寄り添うために、楽しい事柄を自重する動きもある。でも、逆だ。被災地の人たちは生きる元気が欲しいんだ。一緒になって落ちこんで何もできなくなるのでなく、とにかく元気を、明るいニュースを伝えてくれ。生きる喜びや気力を届けてくれ。そして祈ってくれ。」
現地を見てきたからこそ伝えてくれた声でした。

もう一つだけ紹介させてください。
仙台・吉岡の牧師のブログです。
80歳を超える元気な先生でして、僕も中高生時代からよくしていただいている先生です。
彼が3月31日付のブログの中ですごい言葉を語っています。
「『なぜ、神は何万という人を津波で死なせたのか』と問うのは見当違いかも知れない。むしろ、『なぜ、私が生き残ったのか』と問うべきであった。私がなお生きている理由は神のみこころという以外に説明がつかない。私にとって、『神は愛なり』なのである。」
吉岡バプテスト伝道所&ひかりの園

すごい言葉です。
現地に生きている人の、一歩を踏み出そうとする声です。

4月1日から友人の牧師が仙台の教会に赴任しました。
「こんな状況だからこそ、予定通りに牧師が赴任すること、4月1日に牧師がいることが大きな励ましになると思うんだ」と行って、福岡から旅出しました。
安易に「頑張れ」なんて言えません。
「祈ってるからな」といって送り出しました。

僕らは何ができるのか。
九州に住む僕らは何ができるのか。
僕は物資を送ることだけでなく、彼らを覚え続けること、祈り続けること、元気を送ること、いつか必ず自分の足で東北の被災地を回ることをしようと思っています。
皆さんもどうぞ、祈りを合わせてください。
「神さま、どうぞ生き残った方々に慰めと今日の一日を超えていける希望を与えてください。
涙には小さな微笑みを、痛みには慰めを、絶望には希望を、そして今日の夜にはゆっくりと休ませ、明日への力を備えてください。」
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久留米キリスト教会

Author:久留米キリスト教会
福岡県久留米市にある久留米キリスト教会のブログです。
わたしたちの教会は、日本バプテスト連盟に加盟する、プロテスタント派のキリスト教会です。
(※ブログに掲載した文章の無断転載はご遠慮ください)

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