BBCへの抗議 続編 - 2011.01.24 Mon
先日このブログで、イギリス国営放送BBCの人気クイズ番組「QI」が、二重被爆者である山口さんを笑いものにしたことへの抗議を掲載しました。
あれ以来、自分の中でおさまりきらない思いが続いています。
気になって少し検索してみますと、NHKニュースのページにその後のBBCの対応がありました。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110121/t10013559161000.html
BBCのプロデューサーの謝罪を抜粋します。
「決して日本の方の気分を害する意図はなく、不快な思いをさせたことは極めて遺憾に思います。山口さんをからかう意図ではなく、彼のあまりに驚くべき経験を正確に伝え、そういった状況でもめげない日本の方々に敬意を表する趣旨でした。この件について、日本の方々がいかに敏感かを私たちが過小に見ていたことは明らかです。」
正直、彼の言葉から謝罪の意を感じません。
「失敗しちゃったよ」くらいのニュアンスにしか感じないのは私だけなのでしょうか。
山口さんの二重被爆の体験を正確に伝えることを目指したとありますが、実際の番組の映像ではコメンテーターも客席も笑い声が起こっていました。
その雰囲気を演出し、編集し、放映したのは誰か!
「二重被爆の体験を正確に伝え、そういった状況でもめげない日本の方々に敬意を表す趣旨」なのでしょうか!
「めげない」などと不適切な表現をしないでほしい!
私たちはあの悲惨な体験を「めげる、めげない」といった次元ではなく、「もう二度と繰り返してはならない過ち」と認識し、平和の尊さを心に刻みつけようとしているのです!
私はこのプロデューサーのコメントでは納得できません。
大変残念です。
番組を作る者、大勢の人々にメッセージを送る仕事に携わっている者として、コメンテーターたちと共に今一度、この出来事を振り返って反省いただきたいものです。
同時に、私たちも改めて、原爆の痛みと過ち、そして平和の尊さと実現を強く祈り、声をあげましょう。
あれ以来、自分の中でおさまりきらない思いが続いています。
気になって少し検索してみますと、NHKニュースのページにその後のBBCの対応がありました。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110121/t10013559161000.html
BBCのプロデューサーの謝罪を抜粋します。
「決して日本の方の気分を害する意図はなく、不快な思いをさせたことは極めて遺憾に思います。山口さんをからかう意図ではなく、彼のあまりに驚くべき経験を正確に伝え、そういった状況でもめげない日本の方々に敬意を表する趣旨でした。この件について、日本の方々がいかに敏感かを私たちが過小に見ていたことは明らかです。」
正直、彼の言葉から謝罪の意を感じません。
「失敗しちゃったよ」くらいのニュアンスにしか感じないのは私だけなのでしょうか。
山口さんの二重被爆の体験を正確に伝えることを目指したとありますが、実際の番組の映像ではコメンテーターも客席も笑い声が起こっていました。
その雰囲気を演出し、編集し、放映したのは誰か!
「二重被爆の体験を正確に伝え、そういった状況でもめげない日本の方々に敬意を表す趣旨」なのでしょうか!
「めげない」などと不適切な表現をしないでほしい!
私たちはあの悲惨な体験を「めげる、めげない」といった次元ではなく、「もう二度と繰り返してはならない過ち」と認識し、平和の尊さを心に刻みつけようとしているのです!
私はこのプロデューサーのコメントでは納得できません。
大変残念です。
番組を作る者、大勢の人々にメッセージを送る仕事に携わっている者として、コメンテーターたちと共に今一度、この出来事を振り返って反省いただきたいものです。
同時に、私たちも改めて、原爆の痛みと過ち、そして平和の尊さと実現を強く祈り、声をあげましょう。