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2010-02

はじめまして - 2010.02.01 Mon

みなさん、はじめまして。
私は福岡県久留米市にあります久留米キリスト教会の牧師の踊真一郎です。
教会ホームページができたことと連動して、ブログを開設してみました。
このブログでは、牧師として感じていること、聖書のメッセージ、自分の趣味などを掲載していきたいと思っています。

最初の記事ですので、最初にふさわしい聖書のお話をしたいと思います。
旧約聖書の中に「箴言」という読み物があります。
今から約2,800年前に編纂された古代イスラエルの賢者たちの格言集です。
そんな格言の1つ(3章5-6節)にこんな言葉があります。
「心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず、常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる」
分かりやすく考えるならば、賢者が勧める生き方とは自分の分別で動くのではなく、神さまを信頼して祈りながら歩みなさいということです。
私たちは毎日、小さなことも大きなことも、いろいろなことを選択して生きています。
例えば、今夜の食事は何にするとか、今日は駅まで自転車と歩きとどっちで行こうかといった小さな選択もあれば、今がちょうどシーズンですが、進路や結婚といった大きな選択もあります。
その時、自分の判断だけでなく、神さまの御心を求めて祈ることを勧めるのです。

賢者が勧めるには理由は、「そうすれば主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる」からです。
ここで、面白いなぁと思うのですが、箴言の言葉の前半では「あなたの道を歩け」と言いました。
けれど、後半では「道筋を」と言っています。
「道」と「道筋」が使い分けられています。
これは意識的に言葉が使い分けられています。
「道」とは、一日一日の歩みです。
「道筋」とは、一日一日の束になったもの、つまり一ヶ月や一年という大きな時間です。

少し私なりに思うことを付け足すのですが、「道」と「道筋」には意味があるように思う。
私たちは一生懸命に、誠実に祈って生きたとしても、時に選択を間違うことがある。
けれど、それでも大丈夫なのです。
たとえ、選択を間違えたとしても、誠実に祈った選択ならば、一年や一ヶ月といった時の中で、その過ちさえも整えられていくのではないでしょうか。

賢者は、2,800年の時を越えて、私たちに語りかける。
「最高の人生の歩み方は、日々の選択の際、自分の分別だけで動くのではなく、常に神さまの祈って歩みなさい。一日一日を誠実に歩みなさい。そうすれば、神さまは一年、一ヶ月といった時の流れの中で必ず整えてくださるから。」

私たちは神さまに後押しされながら、一日一日を誠実に歩み出せるのです。
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Author:久留米キリスト教会
福岡県久留米市にある久留米キリスト教会のブログです。
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