召天者記念礼拝 - 2023.09.23 Sat
9月も半ばを過ぎました。
今年はお盆を過ぎてもいつまでも暑かったですが、ようやく秋がきたかなあという気候になってきました。
さて、先日9月17日の礼拝は「召天者記念礼拝」として、教会に関係するすでに先に天国へと召された方を覚える礼拝としてささげました。
コロナの影響でしばらく教会員以外の方への案内は控えていましたが、今年は5類になったこともあり、外部の方にもご案内しての久しぶりの召天者記念礼拝となり、遺族の方も含めて共に「死の先の希望」に耳を傾けるときとなり感謝でした。
また、午後からは4月に召された教会の最高齢メンバーの記念会も行いました。
彼女の愛唱讃美歌を歌い、愛唱聖句からメッセージを聞き、共に過ごした教会生活を思い起こして祈るときとなりました。
新型コロナの影響もあり、今は葬儀も家族葬が増えました。
人の「死」に触れる機会が減り、「死」について考えるときも少なくなっているように思います。
日本では特に「死」の話題はタブー視されがちですが、私たちのクリスチャンは、死をタブー視しません。
それは私たちの命は神さまが取り扱ってくださるものであり、死を超えてなお、神さまは私たちと伴っていてくださると考えるからです。
教会では現在、不定期ですが「キリスト教的死生観の座談会」も行っています。
一部、教会YouTubeチャンネルにも動画が上がっていますので、見てみてくださいね。
また、召天者記念礼拝でのメッセージももちろんホームページの音声配信にて配信しています。
そちらもお聞きください。
季節の変わり目、皆さんの体調、一日一日の歩みが神さまによって守られますように。
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今年も平和を覚えて - 2023.08.19 Sat
台風が過ぎ、それまでよりもすこ~し気温が下がったかと思いきや、またまた熱くなりそうですね。
日常生活はもちろん、豪雨や台風で被災された方やボランティアの方の作業にもつらい暑さになりそうです。
もはや災害級の暑さの今夏。
どうぞ、皆さんもご自愛ください。
さて、久留米教会は毎年8月を平和を覚える月間として礼拝を捧げています。
今年も、礼拝では平和を覚えて聖書からメッセージを聞いています。
メッセージは 久留米教会Youtube や ホームページ礼拝メッセージページから過去のものが聞けますので、どうぞ。
それから、これは何年もずっとそうしているのですが、教会ホームページ礼拝メッセージページの下の方に平和メッセージの音声を配信しています。
これは、2018年に亡くなられた久留米教会の協力牧師であった中島牧師の語ったものです。
中島先生は5歳の時に長崎で被爆され、その体験を私たちに語り続けてくださいました。
掲載されているのは2014年のメッセージです。
戦争や原爆の体験者が少なくなる中で、戦争の恐ろしさや理不尽さ、残忍さ、そしてそれを知っているからこそ語られる平和の尊さ。
貴重な言葉がつづられていますから、どうぞ今一度皆さんにきいていただければと思います。
大人向けメッセージと一緒に子どもメッセージも載せていますから、ぜひお子さんと聞いてください。
国は防衛費を大幅に増額し、敵地攻撃ができるようにと条項を変更するなど、この国はどんどん「戦争のできる国」になっているように感じます。
このときに、今一度、戦争と何か。平和とは何か。御一緒に考えることができたらと願っています。
4年ぶりのキャンプ - 2023.07.29 Sat
災害級の酷暑が続く毎日ですが、みなさんいかがお過ごしですか?
お互いに熱中症や夏バテに気を付けながら過ごしたいですね。
さて、先日の愛餐会に引き続き、コロナ規制緩和にともなった久しぶりの行事の報告です。
それは、教会学校小学科のサマーキャンプ!!!
コロナ感染対策に入ってから実に4年ぶり。16名の小学生が参加してくれました。
キャンプと言っても、テントを張るわけではなく、教会でのお泊りです。
4年ぶりということで、大人も久しぶりのキャンプ。
なので、プログラムも緩めに、教会敷地内で水遊びをしたり、活動をしながら過ごしました。
キャンプのテーマは「お祈りってなあに?」。
楽しいプログラムと共に、開会礼拝、夕礼拝、閉会礼拝にてお祈りについて聖書のお話を聞きました。お祈りは、神さまとの対話。お願いだけでなくもっといろんなことを神さま聞きたいと思っておられる。お願いしたことが実現しないのはなんでなんだろう?など、いろんなことを聞き、考えるときとなりました。
また、2日目の活動では、「神さまにお手紙を書いてみよう」という活動をしました。
子どもたちは、自分の近況を書く子、自己紹介をする書く子、反抗期を爆発させている子(笑)など、思い思いに神さまへの思いをつづっていました。
きっと、神さまにみんなのことばが届いているよ~と思いながら見守りました。
子どもたちの中には、コロナの事もあってお泊りが初めての小学生も。
短い時間だけれど、夜の教会で過ごしたお友達とのお泊りは夏の特別な思い出になったのではないかな、と思います。
まだまだ感染者がじわじわ増えて、注意が必要ですが、少しずつこういった大事な体験が子どもたちの中で増えて言ったらいいな。
そういう状況が続いていったらいいなと祈らされるときにもなりました。
夜のお楽しみの花火。きれいでした(*^^*)
3年以上ぶりの愛餐会(あいさんかい) - 2023.07.01 Sat
先日の日曜日(6月25日)は、新型コロナウイルスの感染が拡大して以降初めて、3年以上ぶりに教会で愛餐会(あいさんかい)を行いました。
愛餐会というとなんだか仰々しい呼び方ですが、教会でみんなで一緒にご飯を食べることです。
実は、キリスト教会ではその一番初めの時から「一緒に食事をする」ことをとても大切にしていました。
いえ、教会が始まる前。私たちが救い主と信じるイエス・キリストがすでに、その生涯の中で多くの人たちと「食事をする」ことを大切にされた方だったのです。
イエスさまの食卓に招かれたのは、時の権力者やお金持ちではありません。
むしろ、当時人々から差別され、疎まれていた人たち、孤独を感じていた人たちがイエスさまの食卓に招かれて、一緒にご飯を食べたのです。
それは、当時差別され、神の救いから外れているといわれていたその人たちにも神さまの愛と恵みが与えられていることを示す食卓でした。
この「イエスさまの食卓」を教会も引き継いでいます。教会に集まる人たちはみんな老若男女、生まれ育ちも違います。でも、そんなばらばらの私たちも一人ひとりがみんなイエスさまに招かれ、神さまに愛されている一人一人なんだと、食事を共にすることを通して体感するのです。
そんなわけで、現代の教会でも食事をすることはとても大切なときです。
しかし、コロナ下では、感染対策を考えるとさすがに実施することができませんでした。
いまだ、新型コロナウイルスがなくなったわけではありませんが、少しずつの規制緩和などを受けて、先日は本当に久しぶりに皆さんと一緒に食卓を囲むことができたのでした。
メニューは
・鮭寿司(酢飯に焼き鮭とシソとゴマ!)
・キャベツと卵のスープ
・スイカ
と、ここまでが事前に準備しようと話していたメニューでしたが、ふたを開けてみれば、久しぶりの食事に思いを持ち寄ってくださった方がたくさんおられて、
・きゅうりのおつけもの
・フキの佃煮
・手作り梅干し
・自家製ブルーベリー
・草木饅頭(大牟田名物)
・手作りリンゴケーキ
・ぜんざい
と盛りだくさん!!嬉しすぎてついつい食べ過ぎ、みんなおなかパンパン(笑)
はしゃぎすぎて食べる前の写真を撮り忘れましたが、奥が鮭寿司とスープ。
手間にきゅうりのお漬物とぜんざい。
鮭寿司とスープはすでに天に召された教会メンバーHさんとYさんのレシピです。
こちらも食べかけ(笑)手前がフキの佃煮。左奥が梅干し。
右奥の空の部分は生ブルーベリーが入っていましたが、子どもたちがあっという間に完食。
こちらはぜんざい。
以前はバザーやクリスマスの食事会で定番だったNさんのぜんざい♪
久しぶりの食事準備に台所も大騒ぎ。
鮭寿司は持ち帰り分まであるほどたくさん。スープはちょっぴり薄味に。
でも、そんなことを「ひさしぶりだもんねえ」と言って笑い合って・・・
このやりとりを含めたすべてが、うれしいうれしい愛餐会でした。
コロナがまた少しずつ感染者が増えているので、その様子を見ながらですが、
また、みんなで食事をする時を続けて持つことができたらいいなと改めて思わされました。
その折には、みなさんもどうぞ一緒に食事をしましょうね。
このうれしい食卓に一人でも多くの方が加わってくださることを願っています。
教会の新型コロナウイルス対策 - 2023.06.24 Sat
新型コロナウイルスの規制緩和から1ヵ月以上がたちました。
教会ホームページでもお知らせしていますが、久留米教会では以下のように対策を変更しています。
・マスクなどの感染対策は個人の判断におゆだねしますが、教会では引き続き
消毒液、体温計、予備マスクなどを準備して必要な方に提供します。
・体調に不安のある方などのためにオンライン配信や同時刻音声配信を継続して
行います。
教会は色んな年齢や状況の方が集う場所ですから、なかなか難しいところですが、今の段階では以上のような方針で教会活動を行っていきます。
どうぞ参考になさって、おひとりおひとりの状況の中で可能なかたちで礼拝に参加していただければと思います。
新型コロナだけでなく、毎日のニュースを見ると日本においても、世界においても不安になるようなものを多く見聞きします。「こうなったらどうしよう」「ああなったらどうしよう」と考え始めると私たちの心配は果てしなく広がって眠れなくなってしまいます。
しかし、そんな不安を抱える私たちに、神さまは聖書の言葉を通して、礼拝のメッセージを通して、「大丈夫。どんなに大きな不安の中でも、この世界の創り主である私があなたと一緒にいるよ」と私たちに語り掛けてくださいます。
わたしたち教会は「神さまを信じれば困難も、苦しみもすべてがなくなりますよ」とは言いません。
クリスチャンになっても大変なことは起こるのです。
しかし、神さまを信じるときに私たちは困難や苦しみの前に絶望しなくてよいと思えるようになるのです。
「神さまを信じれば、困難も、苦しみも一人で抱えることなく、神さまと一緒に、そして教会の仲間と一緒に乗り越えていくことができる」。私たち教会はそう証しするのです。
ですから、不安に思うことがあればどうぞ教会にいらしてください。
あなたの不安をすぐに解決したり、問題をなくすことはできないかもしれません。
でも、教会にはあなたの抱える問題について「解決へと導いてください」と祈れる神さまとの出会いとその祈りを共に祈ってくれる仲間との出会いがあるからです。
新しい1週間も、皆さんの歩みの上に神さまの守りと導きがありますように!!